【ボート】藤原碧生がイン逃げで下関ルーキーシリーズを制し今年早くもV4
「ルーキーシリーズ第13戦」(14日、下関) 1号艇の藤原碧生(24)=岡山・129期・A1=が、イン逃げで優勝を飾った。デビュー初Vだった3月の浜名湖から、6月児島、7月若松に今回を加えて、今年だけで4回目の優勝となった。2着には原田才一郎、3着に三村岳人が入った。 藤原が、通算4回目の美酒に酔った。予選3位ながら、準優で上位選手が相次いで敗れ、優勝戦1枠が転がり込んできた。「突然、インになったので(昨晩は)緊張してよく眠れなかった。あまり自信はなかった」とレース前は不安を抱える状況だった。 レースではインからコンマ10のSを決めるも、5コースから伸び仕様の原田がコンマ06の好Sで襲いかかったが、うまくブロックして逃げ切った。「1Mはしっかり舟が返ってきたし、いいターンができました」とレース後は笑顔にあふれた。 3月の浜名湖ルーキーシリーズでデビュー初Vを飾ると、6月の地元・児島での一般戦、さらに7月の若松でのルーキーシリーズ、そして今節と、あっという間にV4達成だ。「できすぎですけど、次はヤングダービー(9月18~23日・桐生)なので、気合を入れて走ります」と、次節に控える初のG1戦に向けて気合十分だ。