初めてハマった趣味は筋トレ 女性経営者がのめり込んだトレーニングの魅力「体が変わって心も前向きになった」
群馬・高崎市文化会館にて、SUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)の「群馬予選」が9月7日に開催された。団体初開催となった高崎での大会において、BIKINI MODEL部門のオーバーオール優勝(総合優勝)を手にしたのが中川理那だ。 【フォト】シーズン初登場で進化した体を披露 中川の美ボディショット
会社の経営者を務めつつ、昨年から参戦したサマスタではデビューイヤーにして優勝7回の快挙を成し遂げた。まさにパーフェクトウーマンと言える存在だ。 すべてが満ち足りているように思える彼女だが、かつては「趣味ができたことがなかった」と振り返る。そんな中で彼女が出会ったのが筋トレだったのだ。 「一昨年、知り合いの社長さんから『パーソナルトレーニングに通い始めたからおすすめだよ』って言われて、試しに行ってみたのがきっかけでした。そのジムにコンテストのキラキラビキニを着ているトレーナーさんの写真があって、それを見て大会に出たいと思いました。せっかくならやってみようというところから始まりました」 多忙な中でも徹底的に無駄を省き、時間管理を徹底してトレーニング時間を確保。すると体が変わり、心も前向きになる実感があった。向上心の高い彼女に筋トレがぴったりハマったか、いつしか趣味の域を超えた本気のチャレンジが始まった。
「私は結構、上半身が痩せやすいことが課題だと思っています。今大会に向けてはバルク期間を初めて設けて、体重を一回増やして重量も結構上げて、そこから落としていったので、かなりいい仕上がりになりました」 今シーズン初登場にして流石の存在感を放った中川は、群馬予選で見事にBIKINI MODEL部門のオーバーオール優勝を獲得。次なる目標は年末のファイナル(12月8日開催、ベルサール渋谷ガーデン)だ。 「年末はFINALとプロ戦(JAPAN PRO GRAND PRIX)に出場します。FINALで2連覇というところと、プロ戦もあるのでがんばっていい締めくくりにします!」 仕事以外でも没頭できるものを見つけた中川は、これからもやりがいに満ちたトレーニングライフを送っていく。
取材・文・写真/森本雄大