英会話力が4倍速で成長。私が2年半続けた勉強法
カランメソッドのデメリットから考える、向き・不向き
あくまで筆者個人の考えですが、はじめる前に把握しておいたほうがいいことが3点あります。 漫然と続けると終わりが見えない(ように感じる) カランメソッドのテキストは全部で12ステージあります。 最初のステージ1は本当に基本的な内容からはじまり、ステージが上がるにつれて、文法や語彙が難しくなっていきます。 ちなみに、筆者は2020年からカランメソッドを受講しはじめ、7カ月目くらいまでは、週末の土日に6レッスン(およそ3時間)のペースで継続。それでも、進んだのはステージ5まで。その後、仕事や家庭が忙しくなり、あまりレッスンを受けられず、現在はステージ8を学習しています(2022年12月現在)。 オンライン英会話をはじめて2年半がたちましたが、最終ステージまで到達するにはそれなりに時間がかかります。 レッスンの流れは基本的に同じなので、飽きやすい人は特に、自分なりのゴールを設定することが大事かと思います。 会話をつなげるには別のトレーニングが必要 カランメソッドでは、あらかじめ決まっている会話の反復練習を行ないます。 したがって、フリーで話す日常会話が上達するかというと、それはまた別の練習が必要だと感じています。たとえば、文脈に沿って会話を続けたり、1つのトピックについて、ある程度まとまった量を話したりなど。 言い換えるなら、カランメソッドで増えた語彙や正しい話し方を、自分で選んで、必要な時に引き出す練習ですね。これは、カランメソッドとは別に練習したほうが良いでしょう。 カランメソッドのテキストはイギリス英語 カランメソッドの発祥はイギリス。そのため、テキストはイギリス英語で書かれています。 日本の義務教育で習う英語はアメリカ英語なので、アメリカ人の発音やスペルに馴染みのある方が多いのではないでしょうか。 大きな違いはありませんが、細かなスペルや発音、言い回しの違いが少なからずあります。特にこだわりがなければ良いのですが、アメリカ英語が自分の会話スタイルとして確立している場合、レッスンを受けると窮屈に感じるかもしれません。