「銀座しのはら」の初代料理長が独立! 系譜を継ぐ料理とホスピタリティに感激(東京・赤坂見附)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
大将の島袋洋平氏は「銀座しのはら」と系列店「銀座きた川」で長年料理長を務めてきた人物。 自身の店では、旬の食材の持ち味を最大限に引き出す調理法、クラシックな日本料理に添える洗練された味わいなど、しのはらで培った技法を踏襲しながら、独自の要素を取り入れたコース料理を展開しています。メニューは33,000円のおまかせコース一択。内容は毎月変わります。
島袋氏の真骨頂ともいうべき「だし」と「手打そば」に注目。1人前ずつ削り立ての鰹節で丁寧にひいただしは、料理人が味わっているだしのおいしさの頂点といえる一杯です。
そばは、しのはらで〆に供されていた手打ちの「二八そば」をお凌ぎで、〆には福井県丸岡のそば粉を使用した「十割そば」を提供しています。十割でありながら滑らかさと喉越しのよさを両立させた自慢の逸品。香りの良さは言わずもがな。
座席は清潔感のある白木のカウンター8席。黒を背景にした舞台のようなキッチンでは、料理人が次々と繰り出す職人技が見られます。しのはらの系譜をしっかりと継ぎつつ、丁寧にだしをひいた椀物や手打ちそばで自身の世界観を反映する「赤坂 島袋」。今後が楽しみでならない新店です。
食べログレビュアーのコメント
『印象に残った美味しかったお料理をいくつかご紹介♪ ・前菜 9/9の重陽の節句をイメージした姿。可愛い~♡ 見た目が素敵なだけでなく、ちゃんと意味があって、 重陽の節句の前日(9/8)に菊の花に綿を被せて 花の香りや露を吸わせ、翌日の重陽の節句の朝に その綿で身体を拭い清めると、魔を祓い、 菊の持つ不老長寿、若返りの効能が得られると 言われてきた行事。 華やかな料理で迎え入れてくれるだけでなく、 お客である私たちの健康や長寿を願ってくれる。 ありがたや。