いよいよ開幕!2024 SUPER GT第1戦 OKAYAMA GT300kmレースはau TOM’S GR Supraがポールポジションからの圧勝を飾る!!!
GT300クラス AMGはポールトゥウインならず
GT300クラスは、ポールポジションを獲得した#65 LEON PYRAMID AMGが貫禄をも感じるスタートダッシュを見せつけトップで1コーナーをクリア。その後方は特にアクシデントがなく各車1コーナーをクリアするも、その先のコーナーで#22 アールキューズ AMG GT3と#48 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-Rが接触し#22がコースアウトし、GT500クラスの複数台と絡んだアクシデントとなり、セーフティーカー導入となった。
24周を過ぎた頃から、続々と各車ピットインを行う。なんと序盤8番手スタートだった#52 Green Brave GR Supra GTはタイヤ無交換でピットアウト。2番手の#2 muta Racing GR86 GTも33周を終えてピットインしたが、こちらもタイヤ無交換作戦だ。
その時点で注目されていたのがポールスタートの#65 LEON PYRAMID AMGだ。ピットインを行ったのが49周目で、タイヤ4本交換をしてフレッシュタイヤで追い上げる作戦で再びトップを狙う。ポールを獲得しながらここまでいいペースで走り続けることの出来るセッティングやドライバーは素晴らしい。
すると、2番手を走っていた昨シーズンの王者であり、タイヤ無交換作戦に出た#52 Green Brave GR Supra GTを見事にパスして2番手に上がるもトップを走るタイヤ無交換作戦の#2muta Racing GR86 GTには追い付くことが出来ず2位でフィニッシュ。レースは見事に逃げ切りに成功した#2 muta Racing GR86 GTが見事初戦の優勝を飾った。またペースを上げることができなかった#52は#7 Studie BMW M4に3位表彰台の座を譲る形で4位フィニッシュとなった。
GT300ポイント圏内リザルト
1位 #2 muta Racing GR86 GT 堤 優威 / 平良 響 2位 #65 LEON PYRAMID AMG 蒲生 尚弥 / 篠原 拓朗 3位 #7 Studie BMW M4 荒 聖治 / N.クルッテン 4位 #52 埼玉トヨペット Green Brave 吉田広樹/野中 誠太 5位 #31 apr LC500h GT 小高 一斗 / 中村 仁 6位 #65 K-tunes RC F GT3 新田 守男 / 高木 真一 7位 #87 METALIVE S Lamborghini GT3 松浦 孝亮 / 坂口 夏月 8位 #88 JLOC Lamborghini GT3 小暮 卓史 / 元嶋 佑弥 9位 #4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝 片岡 龍也 10位#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI 片山 義章 / R.メリ・ムンタン
次戦のSUPER GT第2戦はGWの真っ只中、富士スピードウェイにて3時間レースとして開催される。誰も予想できない波乱が続くエキサイティングなSUPER GTに目が離せない。是非とも生でこの壮絶なバトルを観て欲しい。 【筆者の紹介】 Hisao sakakibara モータスポーツフォトグラファー。レーシングカー好きが高じて、サーキット通いに明け暮れる。モータスポーツの撮影取材を始めて25年のベテランフォトグラファー。
Hisao Sakakibara