いよいよ開幕!2024 SUPER GT第1戦 OKAYAMA GT300kmレースはau TOM’S GR Supraがポールポジションからの圧勝を飾る!!!
その後、29周目に#38と#100が同一周回でピットイン。なんと#38はタイヤの交換に手間取ってしまい、一つ順位を落として3位の座を#100に譲る形となった。 今シーズンのレギュレーションで、予選のQ1、Q2を走ったタイヤを決勝でのスタートタイヤとしなければならないということと、予選のトップ3にはポイントが昨シーズンより加点されるということから、序盤からかなり激しいスプリントレースとなり、タイヤに激しく負荷がかかることから、自ずとピットインのタイミングは昨年より早まると筆者は予想していた。
ところが、11番手スタートだった#37Deloitte TOM’S GR Supraはレース周回数の半分をゆうに越えた53周目にピットインをすることで最終的には7位となっていることから、タイヤの消耗には差があること、タイヤの性能が上がっていることから、一様にピットインのタイミングが早まるわけではなかったようだ。これは、レース当日のコンディションも踏まえたシビアな戦略策定が必要になるということを意味する。
#36 au TOM’S GR Supraは後続車のバトルやチームの戦略が奏功して、圧倒的なアドバンテージをもって82周を走り切り、見事チェッカーを受けた。 2位は#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTの山本選手の猛プッシュを受けながらもクリーンなバトルで最後の最後までポジションをキープした#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraの中山選手が決めた。#100は3位となり、ニューマシンデビュー戦で表彰台を飾ることに成功した。
GT500ポイント圏内リザルト
1位 #36 au TOM’S GR Supra 坪井 翔 / 宮田 莉朋 2位 #39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra 関口 雄飛 / 中山 雄一 3位 #100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT 山本 尚貴 / 牧野 任祐 4位#38 KeePer CERUMO GR Supra 石浦 宏明 / 大湯 都史樹 5位 #23 MOTUL AUTECH Z 千代 勝正 / ロニー.クインタレッリ 7位 #37 Deloitte TOM’S GR Supra TOYOTA GR Supra 笹原 右京 / ジュリアーノアレジ 8位 #8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 野尻 智紀 / 松下 信治 9位 #16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 大津 弘樹 / 佐藤 蓮 10位 #64 Modulo CIVIC TYPE R-GT 伊沢 拓也 / 大草 りき