賀川浩さん追悼 日本サッカー協会・宮本恒靖会長「サッカー人としての深い経験や知識から歴史を学ぶことの大切さを学ばせていただきました」
90代まで国内外のサッカーを取材した賀川浩(かがわ・ひろし)さんが5日、老衰のため神戸市の病院で死去した。99歳。交流のあったレジェンドたちからは、悼む声が相次いだ。 【写真】現役最年長サッカージャーナリストの賀川浩さん 公益財団法人日本サッカー協会 会長 宮本恒靖 「賀川浩さんの御冥福をお祈りいたします。2015年にFIFA会長賞を受賞された後にテレビ番組の企画で対談させていただく機会がありました。当時すでに90歳を越えていらっしゃいましたが、トークは関西人らしいユーモアやウイットに富んでいて、サッカー人としての深い経験や知識から歴史を学ぶことの大切さを学ばせていただきました。当日は予定していた時間があっという間に過ぎてしまったことをよく覚えています。賀川さんが生涯をかけて伝えてこられたサッカーの素晴らしさを継承していき、さらに日本サッカーを発展させていけるようにみんなで力を合わせていければと思います」