【GLORY】“キング・オブ・キックボクシング”世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベンのV12防衛戦が12月7日に決定、9・21クロアチア大会で挑戦者決定戦
2024年12月7日(土・現地時間)オランダ・アーネムのゲレドーム・サッカースタジアムで開催される『COLLISION 7』に“キング・オブ・キックボクシング”GLORY世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベン(オランダ)の出場が決定した。 【写真】ヘビー級らしからぬスピードと蹴り技を多用するヴァーホーベン ヴァーホーベンは、2021年の『GLORY COLLISION 3』でのジャマール・ベン・サディック戦以来、GLORYのリングから遠ざかっていた。ヒザの負傷により、2023年初めの復帰戦はお預けとなったが、11月にGLORYにカムバック。暫定王者オサロとの王座統一戦に勝利した。 バダ・ハリ、グーカン・サキ、ベンジャミン・アデグビュイ、ピーター・アーツ、エロール・ジマーマン、アリスター・オーフレイムなど数々のレジェンドに勝利し、キックボクシング界の頂点に上り詰めた35歳は、GLORY史上最多の王座防衛記録(11回)を持ち、現在19連勝という驚異的な記録を10年近くも続けている。2024年3月には『GLORYヘビー級GP』で優勝し、最強を証明した。戦績は64勝(21KO)10敗。 対戦相手の候補にあがっているのは、9月21日(土・現地時間)クロアチアのザグレブで開催の『GLORY 95』で対戦するヘビー級ランキング1位のレヴィ・リグターズ(オランダ)とGLORY世界ライトヘビー級2位バフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン)だ。 リグターズは『GLORYヘビー級GP』決勝でヴァーホーベンと対戦し、バックハンドブローでヴァーホーベンからダウンを奪うも2RでKO負け。ラジャブザデは『GLORYヘビー級GP』準決勝でそのリグターズに敗れたが、6月の『GLORYライトヘビー級GP』にも出場し、準優勝となった。戦績は驚異の69勝(61KO)3敗を誇り、ヴァーホーベンとの対戦はファンが望むところだ。 この両者はヘビー級王座挑戦者決定戦として3分5Rで戦うことが決まっており、勝者がヴァーホーベンの持つタイトルに挑戦することになる。 ヴァーホーベンは「すべての試合はテストであり、なぜ僕がまだキングなのかを証明するためにここにいる。前回はレヴィに倒されたけれど、勝てた。彼は危険だが、僕がトップに立つ限り、ベルトは僕のもの。レヴィは将来王者になる可能性を秘めている。バフラムは偉そうなことを言うし、トーナメントでも見せ場はあった。彼がレヴィに勝てば、誇大広告が本物だと証明できるかもしれない。9月21日に舞台は整ったが、12月7日のゲレドームですべてが決着する。COLLISION 7は忘れられないものになるだろう」とコメントしている。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【RIZIN】平本蓮、クレベルに対戦要求「次俺とやろうぜ」、クレベルは「朝倉負けてないです」──陰性結果に心境の変化は?
- 【K-1】王者がタイトル防衛戦で挑戦者に「打ち合ってくれ」と要求、軍司泰斗「いつ階級を上げてもいいように準備はしている」
- 【K-1】平本蓮のエールに大久保琉唯「やってきます」、金子晃大・玖村将史の2トップには「誰も4回目なんて見たくねぇよ」と噛みつく
- 【DEEP JEWELS】万智が一本勝ち「有言実行できた。『MMAアイドル』としても活動できます」、HIMEがMMAで差をつけて彩綺に判定勝ち
- 【ONE】武尊「『勝たないといけない』から『勝ちたい』に気持ちが変わっている」スパーリングパートナーが証言「武尊はもう完全に別人だ」