カリブ海の漁業に甚大な被害 ジャマイカを通過したベリル
ブリッジタウン、バルバドス、7月4日 (AP) ― カリブ海のジャマイカを通過したハリケーン「ベリル」は7月3日、カテゴリー4の強力な暴風雨をもたらし、少なくとも7人が死亡し、大きな被害を残した。 最大風速58メートルの暴風を伴ったベリルが通過したバルバドスでは、漁師らが船舶の被害を調べるのに多忙を極めた。 漁師らによれば、ブリッジタウンの波止場に係留されていた漁船は、どれも何らかの被害を受けており、大波を受けて沈没した船は26隻に上ったという。 バルバドスの漁業は、ボートをレンタルする観光客にとって大きな魅力だが、何千人もの島民に収入と雇用をもたらす産業でもある。 ベリルの爆発的な成長は、大西洋とカリブ海が今、文字通りの熱波にさらされていること、そして今後どのようなシーズンになるかを示すものであった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)