「どう受け取られるか不安でLINEが長文に…」の悩みに、精神科医はどう答えるか
LINE が苦手な人は、マイルールを作っておく
しかし、LINE というツールは実に中途半端です。時に会話的な展開になったと思えば、突然途絶えたりする。人によってはメールのように2、3日に一度しか見なかったりする。状況や使う個人によって使う幅が広い。そのため心配性な人にとっては、より悪い方向に考えさせやすいツールなのです。 この曖昧さから逃れるためには、マイルールを作っておき、それを死守するしかありません。たとえば、アテクシの場合は「返事は多くても三行までとする」「相手から返事が来るまでは決して返さない」ということにしています。 もちろん答えに締め切りがあるときや、仕事のときは例外ですが、プライベートはこれに徹するようにしています。実際のところ、これで何事もなく運用できます。もしこの方法で、相手から連絡がない場合、それは相手の問題だと割り切って何もしなくていい。必要があればまた相手から連絡が来るはずだからです。 (まとめ) LINE が苦手な人は、マイルールが必須。「文章は長くて三行」「相手から返事が来るまで、レスを続けない」
一人で反省会をして自己嫌悪に
(お悩み)一人になると、つい反省会をしてしまいます。「あれは言わなければ良かった……などと思い返して、自己嫌悪。 反省会って一体どんなときに行っているのでしょうか? 家に帰ったあとや、寝る前。つまり、ごろっとしていて、何もしていないとき。あるいは、何かしていても、そのことに集中できず心だけ違うところに泳がせているときですよね? これは、実は「頭がお暇」なときなんです 目の前のことに集中していれば、そんなことは考えない。ですから「頭をお暇」にしないようにすればいいわけですよね。その方法は「環境と行動を変える」こと。たとえば反省会をしそうになったら、ベッドルームに移ってストレッチでもするか、リビングでテレビでも見るか、洗いものでもする。 これによって、気持ちが新しい環境や行動に向けて切り替わります。反省会が始まるたびに、この2つ、あるいはどちらかだけでも導入すれば、とりあえず反省会をやめることは可能です。