謎に包まれた『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO』を谷川貞治実行委員が語る!「K-1とPRIDEが全盛の時にもうちょっと榊原さんと仲良くしておけばUFCに負けなかった」
8日、都内某所で『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO(以下JMAE)』が記者会見を実施。谷川貞治実行委員が現時点で分かる範囲の詳細を発表した。 JMAEは日本の格闘技文化を世界へ発信することで、多くの国の格闘技産業が発展していくことを願い立ち上げられたプロジェクト。展示会、セミナー、イベントの三本柱で構成される日本の格闘技に関連する総合博覧会で、2025年からアジアを皮切りに世界各国で開催することを目指しているという。 このプロジェクトには、谷川貞治プロデューサーによる『巌流島』、桜庭和志プロデューサーによる『QUINTET』、カルロス菊田プロデューサーによる『K-1』、榊原信行CEOによる『RIZIN』がパートナーとして参加が決定。 10月19日(土)14時より横浜BUNTAIでプレ大会となる『能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE~日本格闘技界、夢の架け橋~』が発表されていたが、この日までそれ以上の内容は明かされていなかった。 会見に出席した谷川実行委員は「1990年代から2000年ゼロゼロ年代で日本で起こった格闘技が世界に羽ばたいて、それ自体はすごい素晴らしいことですし嬉しいことなんですけども逆に言うと日本は本当に大きく後れを取ってしまった。悔やまれるのはK-1とPRIDEが全盛の時にもうちょっと榊原さんと仲良くしておけばUFCに負けなかったんじゃないかと。もう1回集結してジャパニーズスタイルの格闘技イベントを世界にと思っています」と主旨を説明。 当日はケージでのオープニングマッチが3試合、MMA&キック&ボクシングの試合を4試合、ケージを外して舞台に転換し『QUINTET』の女子の1試合と5vs5勝ち抜き戦を1大会、巌流島の異種格闘技戦を3試合を行う予定。試合以外では世界中の格闘技に関する展示や販売が17ブースほど用意され、空手・合気道・古武道・忍者など日本の世界に誇れる演舞を行い20時には終了予定だ。無料配信も決定し、日本だけではなく海外でも視聴可能な状態を現状目指しているという。