セルティック、古橋亨梧&旗手怜央のゴールを守り切れず…アバディーンに追いつかれ全勝対決はドロー決着!
現地時間19日、スコティッシュ・プレミアリーグは第8節が行われ、日本人選手3人が所属するセルティックはホームのセルティック・パークにアバディーンを迎えた。 ともに開幕7試合で全勝同士の大一番。セルティックは古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が揃って先発し、立ち上がりからアバディーンゴールへと迫る。 迎えた24分、カウンターからロングパスに抜け出した古橋がペナルティーエリア右でボールを受け、ゴール前に折り返す。長い距離を走り込んできた旗手がダイレクトでゴール右へと押し込み、セルティックが幸先よく先制する。 さらに27分、左サイドを抜けた前田の折り返しはDFにブロックされるが、このこぼれ球を拾った旗手がエリア内からシュート。これもブロックされるものの、最後は古橋がゴール右へと流し込み、日本人選手3人が絡んでセルティックが追加点を挙げた。 セルティックが2点をリードして迎えた後半、追いかけるアバディーンはロープスとソクラーを投入。すると迎えた50分、カウンターからマクグラスのスルーパスに抜け出したソクラーがGKシュマイケルとの1対1を制しアバディーンが1点差に詰め寄る。 さらに60分、前田のパスミスからアバディーンがカウンターを仕掛け、最後はシニーがネットを揺らしアバディーンが同点に追いつく。 追いつかれたセルティックは65分、旗手と前田を下げてパウロ・ベルナルドとフォレストを投入。しかしアバディーンの勢いは止まらず、70分には左サイドからのFKをファーサイドの33が頭で合わせると、これがゴール前のロープスに当たってセルティックゴールに吸い込まれる。アバディーンが逆転したかに思われたが、VARの結果、ロープスの腕に当たっていたとしてゴールは取り消された。 守勢の時間帯をどうにかしのいだセルティックは72分、古橋を下げてアイダを投入。徐々に盛り返し、終盤は互いに攻め合うスリリングな展開になる中、アディショナルタイムの10分間でも決勝ゴールは生まれず。注目の全勝対決は2-2のドローに終わった。 ■試合結果 セルティック 2-2 アバディーン ■試合結果 セルティック:旗手(24分)、古橋(27分) アバディーン:ソクラー(50分)、シニー(60分)