トランプについて歌う新曲『Fighter』がiTunesで1位を獲得
トランプが不当な攻撃を受けても繰り返し「立ち上がる」姿を歌う曲
米国時間9月19日の夜に『Fighter』が勢いを増し始めた際、FOXニュースの司会者グレッグ・ガットフェルドは視聴者に「この曲はあちこちで話題になっています。聴いて、1位をキープしよう」と呼びかけた。 トランプが近年支持者の間で強調している主張の一つは、彼が「政治的迫害」の犠牲者であるという考えだ。トランプは過去1年間、自分が政治的迫害の犠牲者であると主張している。 トランプとその支持者は、彼が起訴や有罪判決につながった犯罪を犯しておらず、不公平な民主党の虐待の犠牲者であると繰り返し主張してきた。彼らは、トランプが1月6日の米国議会議事堂への襲撃を扇動しておらず、ツイッターから排除されたのも同サービスの規則違反ではなく、言論の自由を阻害するための陰謀によるものだと主張している。さらに、トランプに対する2度の暗殺未遂は、ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領の「レトリック」が原因だと主張している。 機密文書の取り扱いをめぐる数十件の重罪で起訴された際には、バイデンが彼を告発する過程で「直接関与した」という(根拠のない)主張を行い、それを「我が国の歴史上最も邪悪な権力の乱用」と非難した。また、34件の虚偽の業務記録作成罪で有罪判決を受けた際には、判決は「でっち上げられたもの」と主張し、トランプ支持者たちはこれを司法制度の腐敗の一例だと批判した。 この『Fighter』という曲も、トランプが不当な攻撃を受けても繰り返し「立ち上がる」姿を強調しており、歌詞には「I get back up/That's what I do/I didn't soldier on this far just to lose/ So take your shot/ Is that all you got?(俺は立ち上がる、それが俺のやり方だ/ここまで戦ってきたのに負けるわけがない/さあ、撃ってみろ、それが精一杯か?)」といったメッセージが込められている。
Mary Whitfill Roeloffs