【台風情報】台風5号発生 気象庁進路予想では来週に北日本に接近おそれ 海外予報機関では北・東日本へ向かう予想データも 別の熱帯低気圧がお盆に本州接近の可能性は 日米欧の台風進路予想比較
アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予想結果です。非常にブレ幅が大きな状況となっていますが、北上後に日本の東海上から北日本から東日本方面へと西へ進むデータが他の予報機関のモデルと比べると大きくなっています。 12日(月)のアンサンブル予想の個々のデータを見てみるとバラツキはありますが、本州付近へ接近しているデータも多く、このあたり予想にはまだかなりのブレ幅がありますが気になるところです。 ■ヨーロッパの予想 日本の東海上を北上予想も一部データは本州方面へ ヨーロッパ中期予報センターが発表している予想です。大まかな傾向は日本の東海上を北上する予想ですが、全体の一部には北日本や東日本方面へ進むデータも見られます。 12日(月)のアンサンブル予想の結果データ一覧をみると、予想では急激に発達させるわけではありませんが、東日本や北日本に向かっている予想データもあることがわかります。 一方で、日本の南海上に目を向けると、台風5号とは別の熱帯じょう乱とみられるものが同心円状になって表示されているデータがみられます。 ■来週は別の熱帯低気圧が本州付近に影響の可能性も アメリカ海洋大気庁やヨーロッパ中期予報センターの来週後半のアンサンブル予報の結果一覧です。 まだ来週の熱帯低気圧や台風の影響を確定的に言えるような段階ではありませんが、現在、日本の南の海上は全体的に気圧の低い状況となっていて、熱帯低気圧や台風が発生しやすい環境場となっています。来週にかけて暖かく湿った空気も入りやすく大気の状態が不安定な日も多くなりますので、急な雷雨など天気の急変にもご注意ください。 ※正式な台風に関する予報については気象庁が発表する情報を確認してください。
中国放送