歩行者を車ではねた疑い 熊野市の男性職員逮捕 三重
【熊野】乗用車で歩行者をはねてけがをさせたとして、三重県警熊野署は7日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、熊野市井戸町、同市職員宇井広知容疑者(49)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後5時55分ごろ、同町の市道で乗用車を運転中、横断歩道を歩いて渡っていた町内の自営業男性(87)をはね、軽傷を負わせた疑い。 同署によると、宇井容疑者は「ぶつかったことに間違いない」と容疑を認めている。現場は信号のない交差点。男性は御浜町内の病院に救急搬送された。同署が事故原因を調べている。 市は「事故は誠に遺憾で、負傷された方と家族に心よりお見舞い申し上げる」との謝罪文をホームページに掲載した。総務課は「懲戒処分を受けていない段階」として、宇井容疑者の役職や階級を明らかにしていない。