高橋文哉「エステに行ってみたり」 役づくりで意識したことを明かす
俳優の高橋文哉さん(23)が、眞栄田郷敦さん(24)、板垣李光人さん(22)、桜田ひよりさん(21)らとともに10日、映画『ブルーピリオド』の渋谷プレミアイベントに登場。役を演じる上で意識したことを明かしました。 【画像】高橋文哉「肌も踏まえて役作り」 撮影現場で感じた“憧れの肌”とは
映画は、眞栄田さん演じる高校生・矢口八虎が授業をきっかけに美術にのめりこみ、国内最難関の美術大学への受験に挑戦する姿を描いた物語。高橋さんは八虎の同級生で、自分の“好き”について葛藤する、女性的な容姿のユカちゃん(鮎川龍二)を演じます。 高橋さんは、司会者から“役を演じる上で意識したこと”を聞かれると「自分と役を分けないこと」と回答。続けて、役づくりについて「高橋文哉自身がかわいくなるために何をしたいかって思うように、ユカちゃんの気持ちを理解して、かわいいっていうことへの魅力を感じて。そこを理解すると、そこからはもう普通の役づくりと何も変わらないのでエステに行ってみたりとか、かわいくなる努力をしたり」と準備したことを明かしました。 さらに、「お芝居のテクニカルな部分でいうと、歩き方とか姿勢とか手先の神経の通らせ方というか。本当につま先から手の指先まで、お芝居をしてる時に一瞬も気を抜くことがなかったくらい全身に神経をわたらせて、それぞれにユカちゃんとしての美学を詰め込みました」と撮影を振り返りました。
また、司会者から「高橋さんが眞栄田さんを見る目が優しい」とツッコまれ笑顔を見せた高橋さん。共演した眞栄田さんは、高橋さんとの関係性について「結構言葉は少なかったんですけど役を通して、シーンを通して徐々にしっかり距離が近づいていったなっていう感覚はあります」と明かしました。 話を聞いていた高橋さんは、「このプロモーションの期間が始まるまで郷敦君のこと、ほぼ何も知らなかったんですよ。だけどプロモーションが始まって、中身とかの話とかをしていくと自分とちょっと似てる部分があったりとか、すごく共感できる部分があったので作品中の何とも言えない距離感・関係性っていうのは、このお互いの役に向き合う姿勢があるからこそできた関係性だな」と語りました。