能登の関連死、犠牲者の3割強に 地震8カ月、避難生活の解消急ぐ
石川県を中心に甚大な被害をもたらした能登半島地震は1日、発生から8カ月となった。災害関連死の審査が進み、これまでに新潟市の2人を含む112人が認定され、犠牲者341人の3割強を占める。石川県ではほかに21人の関連死認定も決まっている。各市町への認定申請は相次いでおり、さらに増える可能性がある。県は長期化する避難生活の解消を急ぐ。 石川県によると、8月下旬時点で、避難所の被災者775人のうち、体育館や公民館といった1次避難所になお437人が暮らす。このほか、県外の公営住宅にも555人が身を寄せる。