ついにカタログモデルへ!国内唯一「純正キャンピングカー」日産キャラバン・マイルームへの期待と課題
回答は基本的にはNGであるが、そもそも長時間滞在における長時間の定義や、車中泊の定義がないため、実質的にはグレーゾーンになっているのが実情だ。 そうなると、私有地であるオートキャンピング場や、日本RV協会が全国各地で提携を進めている車中泊可能な駐車スペース「RVパーク」を利用することになる。 キャラバン・マイルームの場合、車中泊が主体というよりも、景色が良い各地の駐車場などで休憩しながらの日帰りドライブや、宿泊はホテルや旅館の利用というのが現実的ではないだろうか。
キャラバン・マイルームの台数が本格的に増えていくのは、これからだ。また、今冬には「NV200 バネット MYROOM」も発売するという。 どんな人たちがオーナーになり、どのように使うのか。課題はあるが、期待の持てるクルマである。販売や利活用の実態について、今後もしっかり追っていきたい。 【写真】使い方の夢が広がる「キャラバン・マイルーム」をもう一度チェック!
桃田 健史 :ジャーナリスト