背中の贅肉を落としたい人→着目すべき場所は肋骨?3分でみるみる背中がスッキリするヨガ
だんだん冷えるようになり、寒さから気が付くと無意識に背中が丸まりやすい季節になってきましたね。自然と背中が丸まり、猫背になることで広い背中の贅肉が気になって悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、肋骨のポジションを改善することで背中の贅肉をスッキリさせるオススメのヨガポーズをご紹介します。 *写真で詳しいやり方を見る→着目すべき場所は肋骨?3分でみるみる背中がスッキリするヨガ ■しつこい背中の贅肉は、「肋骨」の可動域が低いことが原因? 気になるしつこい背中の贅肉や背中のタルミと深く関係しているのが、肋骨の硬さと言われています。最近は肩甲骨や肩関節へのアプローチが注目されがちですが、肋骨の可動性を取り戻していくことが、背中を引き締め美しいラインへ整えていく上で非常に大切です。 では、肋骨が硬くなってしまう原因は一体何なのでしょうか? 現代人によくあるデスクワークやスマホを見る姿勢が長時間続くことにより肋骨周辺の筋肉の緊張が増加し、固まったまま動きづらくなってしまうという状態になることが大きな原因の一つ。このような生活を送っていることで、ふと気が付けばいつも背中が丸まり、背中の贅肉もつきやすい、そんな姿勢が出来上がってしまいます。 ■根本から背中の贅肉を落とす!着目すべきは「肋骨」 背中が丸まると無意識に胸を張ったり肩甲骨をがむしゃらに寄せるトレーニングに意識が向きがちですが、その肩甲骨の土台は肋骨です。丸くなった猫背を根本から改善し、背中の贅肉を引き締めるためには、肩甲骨を寄せるだけでなく土台となる肋骨の柔軟性を高める事や肋骨を最適なポジション戻すことが何より重要になります。今日は肋骨のポジションを正しくキープしながら、肩甲骨を寄せるトレーニングも組み合わせることで効果が倍増、寝たまま出来て背中の贅肉をごっそり落とすオススメのヨガポーズをご紹介します。ぜひ一緒にチャレンジしてみましょう! ■■やり方 ①脚は腰幅に開いたうつぶせのポジションからスタート。両手を肘の真下につき脇を締めます。 ②息を吸いながら、上体を持ち上げます。この時みぞおちはマットにつけておくことで腰ではなく、肋骨を動かすことができます。手の平を軽く手前に引きながら反対に胸は斜め上に引き上げるように動いてみてください。背中の筋肉が使われている感覚を感じながら5呼吸キープ。 ③さらに余裕がある方はレベルアップしてみましょう。②の状態から両腕を背中の方へ伸ばし指を組んで拳をつくります。お腹に力をいれながら両脚も一緒に持ち上げてみましょう。肩甲骨を中央に寄せるようにしながら足先を遠くに伸ばす意識を持って5呼吸ほどキープします。 ライター/津村早紀(ヨガ講師)
津村早紀