ヒズボラと銃撃戦でイスラエル兵6人死亡 ガザ戦闘でのUNRWA職員死亡は243人
【カイロ=佐藤貴生】イスラエル軍は13日、地上侵攻したレバノン南部で親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘員と銃撃戦が発生、兵士6人が死亡したと発表した。イスラエルのメディアは本格的な交戦が始まった9月以来、1日の犠牲者数としては最大級だと伝えた。一方で軍は13日、レバノンの首都ベイルート南郊ダヒエ周辺を空爆し、ヒズボラの武器庫などを破壊したとしている。 米ニュースサイト、アクシオスは12日、停戦を仲介するバイデン米政権のホックスティーン特使が、協議は近くまとまるとの見通しを語ったと報じた。イスラエルのネタニヤフ首相は「数週間以内」に戦闘を終結させたいと米政権に伝えたという。イスラエルは停戦が破られた場合に介入する権利を主張したとされ、協議の成否が注目される。 一方、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は13日、昨年10月に始まったパレスチナ自治区ガザの戦闘で職員243人が死亡したと述べた。「66万人以上のガザの子供たちに教育を施せるのはUNRWAだけだ」とし、UNRWAの国内活動を禁じたイスラエルの新法の発効に強い懸念を表明した。