高校生の子どもが「パイロットになりたい」と言ってきた…どうすればいい? 悩む相談に“現役パイロット”などからのアドバイス続々
フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。 9月6日(金)の放送は、「パイロットになる方法」に関する相談を紹介しました。
<リスナーの相談>
昨晩、高校生の息子が「パイロットになりたいので、いろいろとよろしくお願いします!」と言ってきました。飛行機が好きなのは知っていたので、何となく将来はそちら方向に行くのかなと漠然と思っていました。しかしながら、我が家は普通の家庭です。お金やら勉強やら、どうしたらいいか現役パイロットさんがいたら教えていただきたいです。(東京都 40代前半 女性 専業主婦)
* この相談にパーソナリティの住吉は「息子さんが飛行機好きなら、何をどうしたらパイロットになれるのか、自分で調べていそうですね」とコメント。続けて「この番組を聴いているリスナーのなかに詳しい方、現役パイロットの方、航空関係者がいるかもしれません。高校生で目指す人がすべきこと、気を付けたほうがいいこと、あとは親御さんがサポートする側としてやれることも含めて聞いてみましょう」とアドバイスを呼びかけました。
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆パイロットになるには総合的な能力が必要
欧州系航空会社の社員です。大学生のときに邦人航空会社のパイロット自社養成プログラムに応募しましたが、航空身体検査で落ちてしまいました。友人は合格し、今は機長さんです。 どうしたらパイロットになれるかですが、航空会社の自社養成プログラムに入る、航空大学校に入る、米国などで資格を取るなど、道はいろいろとあります。その手の雑誌も出ているので、それを見れば載っていますよ。 方法は数あれど、私が思うにはパイロットには体力、知力、判断力、リーダーシップなどが必要と思います。総合的な勉強はもちろんですが、コミュケーション能力や、クルーを引っ張るリーダーシップが欠かせません。長いフライトや時差ボケを克服する強靭な体力を維持していく必要もあります。 なので、まずは学校での勉強をしっかりとやり、語学を修め、チームスポーツなどでリーダーシップやコミュニケーション能力を磨いてください。そうする過程で、何が必要かも見えてくるのではと思います。ちなみに、航空会社にはパイロット以外にもいろいろと仕事があり、とても楽しいですよ!(千葉県 50代後半 男性 会社員)