タレントの堺正章さん（77）が、東京・港区のブルーノート東京で『堺正章　プレミアム・ライヴ』を開催。6日に行われた報道陣向けの取材会で、ライブに訪れた客層に驚いたことを明かしました。 【画像】ブルーノート東京でライヴを開催した堺正章さん 今回、堺さんにとってブルーノート東京でのライブ開催は6回目。5日と6日の2日間で行われ、堺さんが16歳で加入したザ・スパイダースの楽曲やソロ曲など幅広く披露しました。 ライブ初日の感想を聞かれた堺さんは「昨日は最悪でした」と冗談交じりに答えながら、「お客さんがすごく若かったんですよ。下手すれば、“あなた誰ですか？”って言われそうな感じのお客様の層だったんですけど、なんとか1時間ちょっとの間にコミュニケーションを取れるところまできて、やっと手をつなぐことができたなと思ったら、もう時間が来て終わりました。そういうお客様でもたくさん入ってくだされば、僕にとってはすごくうれしいことなので、頑張ってやることはやりました。昨日は2回ステージをここでやりまして、2回とも僕の中では充実感はあったような気はしています」と、ライブを振り返りました。 続けて、「そういう世代が今は世の中にたくさんいらっしゃるということは僕も承知はしているんですけど、わざわざ僕を見にこなくてもいいんじゃないかなという感じも。でもすごくお若いお客様の中でできるのがうれしいなと思ったのですが、それなりのギャップはあるなということを感じましたので、いつまでもこうしてテレビに出たり、新聞や雑誌を通してでも自分をアピールしていかなきゃいけないんだなと、昨日つくづく感じさせていただきました」と、改めて感じた今後の課題についても明かしました。