玉城ティナ×飯豊まりえ「ゴーレムより怖いのは人間。現代社会でも同じことが言える」人気シリーズ最終章配信へ
Huluオリジナル作品として全世界に向けて配信されてきた、極限ゾンビサバイバルシリーズ「君と世界が終わる日に」がついにファイナルを迎える。主人公・響の最後の戦いを描く『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』とは別に、並行した時間軸で進んでゆくSeason5は、Season4で新山財団のグループリーダーとして登場した明日葉とSeason1から生き延びてきた佳奈恵の二人を主人公に物語が進んでゆく。 二人ともキレイ…玉城ティナ×飯豊まりえ極限ゾンビサバイバルシリーズ「君と世界が終わる日に」で共演中の二人の撮りおろしショットを見る! 絶対的な上下世界によって歪んだ秩序が支配する超高層タワーを舞台に繰り広げられる、生存者たちの命をかけたバトル。正義とは何か? 守るべきは愛する者か、人類の未来か? それぞれの信念がぶつかり合う。今回はそんなSeason5でW主演を務めた玉城ティナさんと飯豊まりえさんに本作の魅力を改めて振り返ってもらった。
長く生き残る嬉しさがある反面、別れも多く孤独感を感じることも
――いよいよクライマックスを迎える本作。撮影を終えられて、現在の心境を教えてください。 飯豊 Season1から参加させていただいているのですが、以前から「ウォーキング・デッド」シリーズなどゾンビ作品が大好きでした。なので、日本でここまでの規模で作られるゾンビ作品に参加できたこと自体が純粋に嬉しかったのを覚えています。テレビドラマからHuluへとプラットフォームを移して、ここまで長く続いたということもとても嬉しいです。 その一方で、シリーズを重ねるごとにたくさんの別れがあって、長く生き残っている嬉しさはありつつも、孤独を感じることも増えてきました。でも、それは私が演じている佳奈恵も同じように感じているんじゃないかなと思ったり。その度に佳奈恵のことがどんどん好きになり、最後は台本がなくても自然とセリフが出てくるんじゃないかと思えるほど一心同体な感覚でした。そこまで突き詰められる役に出会えたことも幸せですし、このシリーズが配信され続ける分だけ、長く愛されたら嬉しいなと思いながら演じさせていただきました。 玉城 今回、私とまりえでW主演を務めさせていただいて、ここまで長く愛されてきたシリーズだからこそのバトンの重みを日々感じていました。撮影を終えてから時間は経ちますが、完成した映像を観てようやく整理がついたこともたくさんありますし、改めてSeason5を観返したことで新山明日葉というキャラクターについて気付かされることもありました。まだまだ終わった感覚はないのですが、これからご覧になる方たちに自由に感じていただけたら、そこでやっと一区切りがつくのかなと思っています。