マカオ、カジノで負けた中国人の男が車上荒らし…オーバーステイも発覚
マカオ治安警察局は6月18日、いわゆる車上荒らしをしたとして40代の中国人(中国本土居民)の男を窃盗罪で逮捕、検察院送致したとのこと。 同局によれば、同月16日にタクシー運転手2人から充電のためタイパ中央公園の駐車場に停め、無施錠のまま現場を離れて戻ったところ、タクシー車内から合計700パタカ(日本円換算:約1.4万円)の現金がなくなっていたとの通報が寄せられたとのこと。 同局が「天眼」と呼ばれる監視システムなどを活用して捜査を進め、容疑者の身元を割り出し、同日マカオ半島北部の關閘廣場付近で逮捕に成功したという。 容疑者は同局の調べに対し、今年(2024年)2月にマカオへ来てカジノで負けてカネがなくなって以降、カジノ施設や公園を転々としていたとした上、カジノで負けたことが動機で犯行に及んだと供述したとのこと。なお、容疑者がオーバーステイ状態にあったことも明らかになったとした。