小池都知事が記者会見6月7日(全文1)スムーズビズに協力を
政府のレジ袋有償化方針への受け止めは?
時事通信:知事、ありがとうございました。幹事社、時事通信の真島です。幹事社より1問質問いたします。プラスチックごみの削減に関してお伺いします。先日、政府がレジ袋の無償配布を禁止するような方針を示されました。知事の受け止めをお願いいたします。 小池:大変、現在の原田環境大臣、環境への取り組み、目覚ましいものがあろうかと思います。今回、無償配布を禁止する法令を制定したいという方向性を述べられたものだと思います。私も環境大臣当時、これトライいたしました。幾つか議論がございまして、そしてそれぞれが、そのときは法律にするというのが大きなムーブメントに逆になって、それぞれお店で自主判断といいましょうか、例えばレジ袋要りませんカードをぽっとスーパーで先に出しておくと何円か割り引いてくれたりとか、いろんな方法を各お店が、特にスーパー系、取り組んでいただいた、で、ここまできている。コンビニさんが非常に、急にぽんと入るお客さんが多いのでなかなか難しいというお話がありましたが、ここで大臣が具体的な方向性を示されましたので、実効性ある制度が早期に構築できるように国には求めていきたいと考えております。 価格をどうするんですかとか、それぞれ、議論のあるところかと思いますが、こういう1つ、大きな方向性を示すことによって議論が巻き起こり、逆に最近、経団連の方々もカラフルなSDGsのバッジをばちっと着けておられて、であるならばいろいろ取り組みを進められるということを宣言されているわけですから、いろいろと競い合ってそういう方向性を、むしろ企業価値を上げるという観点から進められるというのが望ましい方向なのではないかなと思います。 まずは段取りからすれば審議会で議論されることでしょうし、都といたしましてもこれまでもレジ袋はできるだけもらわないとか、それから使い捨てプラスチック対策を進めていくということで、先日も都庁全体で局長をはじめとする担当者、責任者が集まって、その意思をみんなで共有したところであります。大きな取り組みだと思いますので、頑張ってほしいと思います。 時事通信:ありがとうございます。それでは各社の質問に移りたいと思います。質問される方は知事の指名を受けてからご発言お願いいたします。