北京市トップと何を話したのか

朝日新聞：朝日新聞の軽部です。今日、北京市のトップの蔡奇さんがいらっしゃって、小池知事を表敬されていました。その中で蔡奇さんが訪中の予定について、小池知事が数カ月先に訪中する予定があると伺っていると言っておられましたが、それについて何か返答はされましたでしょうか。またそういう計画はありますでしょうか。あともう1点が、会議の中で、パンダのシャンシャンについて、何か知事のほうから、返還延長について言及されたりはしましたか。 小池：あとのご質問については、パンダのことについては、全然、まったく対話の中にはございません。訪中については、今年、北京と東京との姉妹都市40周年という周年行事であるということから、その時期については検討中ということであります。まだ日程そのもの、詰めてはおりませんけれども、しかしながらそういう40周年ということを機会に、今、やりとりをしているというところです。 　それから、今日来られましたのは、もともと北京市長であったということと、あと、2022年の北京冬季オリンピック大会の、言ってみれば森会長に当たるような、組織委員会の会長さんなんですね。ということから、2020年の東京大会のレガシーをどう北京の大会につなげていくかというようなお話を主にさせていただいて、大変、有意義な会議になったというふうに思っております。 【書き起こし】小池都知事が記者会見6月7日　全文2に続く