大谷翔平に並ぶ15号 テオスカー満塁弾含む2発でドジャース2冠 失敗を恐れないメンタル「できる限り楽しもうとしている」
「ヤンキース3-11ドジャース」(8日、ニューヨーク) ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が今季2度目、通算18度目のマルチ本塁打、自己最多タイの6打点でMLB最高勝率のヤンキース戦連勝に大きく貢献した。 【動画】ベッツ 背後爆速で背後に迫る大谷翔平にギョッwww 前夜は両軍無得点の延長十一回に決勝適時二塁打。この日は二回の先制ソロと八回のダメ押し満塁弾。2日連続で試合後に報道陣に囲まれたヒーローは「打席の中でしっかりとしたプランといい選球眼で力みすぎないようにすればいい結果につながる」。強豪球団との対戦に「いつもこんな環境でプレーしたいと思っている。三振したり、自分の仕事ができなかったとしても、良くなるように次の機会を求めていきたいと思っている」と、失敗を恐れないメンタルの大切さを説いた。 八回の満塁弾では歓喜を爆発させながらダイヤモンドを回った。 「打球が上がった直後、ブルペンにいるチームメートたちが万歳したのを見て入るのが分かった。こういうことは毎日あることじゃない。だから、できる限り楽しもうとしているよ」。 昨オフに他球団の複数年のオファーを蹴り、ドジャースでワールドチャンピオンになるために単年契約で入団した。しかも、チームの総年俸を軽減するため、年俸2350万ドル(約36億6000万円)のうち850万ドル(約13億3000万円)を分割後払いにすることで同意する男気を見せた。 指定席の5番はベッツ、大谷、フリーマンのビッグ3の後ろに位置する重要な役割。15本塁打は大谷に並ぶチーム最多、47打点は前日まで並んでいた大谷を抜いてチームトップ。人懐っこい笑顔がトレードマークの31歳がニューヨークで大きなスポットライトを浴びている。