秋季中国地区高校野球大会の県予選を兼ねた硬式の県スポーツ大会高校野球（県高野連など主催）は23日、県内2球場で順延になっていた3回戦3試合があった。高川学園と周防大島、今夏の甲子園に出場した南陽工に競り勝った柳井学園がベスト8に名乗りを上げた。 　南陽工は三回までに0―3とリードを許すと、九回に1点差まで迫ったが追いつくことはできなかった。周防大島は延長十二回の末、14―10で徳山商工に競り勝った。高川学園は10―0（六回コールド）で誠英に圧勝した。 　準々決勝は27、28日、準決勝は29日、決勝は10月1日に下関市のオーヴィジョンスタジアム下関で行われる。準々決勝の組み合わせは宇部工―高川学園（27日午前10時）、宇部商―柳井（同午後0時半）、柳井学園―西京（28日午前10時）、周防大島―下関国際（同午後0時半）となっている。 　【津田恒実メモリアルスタジアム】 　▽3回戦 高川学園 330 301－10 誠　　英 000 000－0 　　　　　　　（六回コールド） 【高】木下、松本－遠矢【誠】新居田康、新居田脩－渡辺▽三塁打　松本（高）▽二塁打　遠矢（高）岡村（誠） 柳井学園 　　　201000000－3 　　　000001001－2 南 陽 工 【柳】今村－本西【南】阿部－伊藤▽二塁打　藤井（南） 　【絆スタジアム】 　▽3回戦 周防大島 　　　000101012036－14 　　　000000140032－10 徳山商工 　　（延長十二回タイブレーク） 【周】山内、山下、山内－田房【徳】山本、岡崎、田中－難波▽三塁打　郡山（周）▽二塁打　浜野、郡山（周）