副業の意外な最適解? 貯まったお金をさらに増やす「投資」という選択
まずは国内投資が基本
また、投資対象は、国内のものもあれば海外のものもあります。 これから投資を始める人、またあまり経験がない人は、まずは投資対象を国内に絞り、慣れてきたら海外に目を向けていくといいでしょう。 たまに、投資経験がないのに、いきなり海外の投資商品を買って損をしている人がいます。これは、情報収集の面で海外のほうが難しいにもかかわらず、その海外投資商品を、仲介する人に言われるがままに買ってしまっているからです。 もちろんそれで損をせず利益が出る場合もあります。しかし基本的に仲介者は、投資商品が売れれば、購入者の損益についてはどうでもいい立場にいるのです。残酷なことかもしれませんが、知っておいてください。 国内も海外も、投資の根本的な考え方は同じです。だからこそ、まずは国内で情報を集め、売買する経験を積んでからでも、海外を始めるのは決して遅くはありません。 国内で身につけた考え方をベースに各国特有の事情や国内との差を情報収集していけば、同じように取り組むことができます。焦らず、やりやすい分野から取り組んでいきましょう。
角田和将(国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト)