副業の意外な最適解? 貯まったお金をさらに増やす「投資」という選択
わずかな時間でもお金を増やせるのが「投資」
投資を選んだ場合、どの株を買うか決めるまではそれなりの時間が必要ですが、「買って売る」という注文操作は、数秒程度で済みます。 自分が行う作業は基本的に、情報収集と売買(注文)などの事務手続きの2点になります。肉体労働を伴うアルバイトのように「◯時間働かないと△万円もらえない」といった制約はありません。投資には、作業にかかった時間に関係なく、大きな収入を得るチャンスが広がっているのです。 特に投資家が行っていることの大半は、情報収集です。そのアウトプットが、「注文を出す」という一瞬にすべてが込められています。投資の考え方の基本は「お金を動かして、お金を増やす」ことです。 労働の基本的な考え方である「自分(の時間)を動かして、お金に換える」という考えとは真逆に位置しています。 1日の大半を本業に費やし、残されたわずかな時間でお金を増やすには、時間をお金に換える方法ではない「投資」という選択肢は、現実的といえるでしょう。
自分に合った投資を柔軟に選ぶ
基本的に投資は「習うより慣れろ」の世界。「投資ってよくわからない」といった初心者ほど、証券口座を開設して自分がよく使っているお店の株を買えば、知識レベルは早く上がります。もちろん初心者段階で本当に株を買ったら損する可能性のほうが高いので、「買ったフリをする」、いわゆるデモ取引で練習をしてから始めるのが理想です。 投資には、株、FX(外国為替証拠金取引)、不動産など、いろいろな形態があります。感覚的には、ケタがひとつ増えるごとに投資対象が変わるほか、投資対象ごとに特徴があります。 たとえば10万円の株を買って出る損益は、せいぜい数万円です(もちろん、例外もあります)。 不動産投資だと、購入価格自体が安くても数百万円からなので、そもそもスタートラインが異なります。また地価の移り変わりも考えると、「マイナス数百万円」という事態も十分起こり得ます。この状況に平然としていられる人ならできますが、それに耐えられる人は資産家か、計画的に貯金をしている人でしょう。 いくら周りの人が「この投資はいいよ」と教えてくれたとしても、あなたの置かれている立場や資産状況によって、チャレンジできるものとそうでないものがあります。生活スタイルや性格によっても相性がありますので、無理に投資対象を絞ることなく、柔軟に選びましょう。