小田急ロマンスカーの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
60年の歴史を刻む魅力
ロマンスカー好きの筆者は、時間があるときは海老名のロマンスカーミュージアムに行き、小田急線を疾走し多くの人々を魅了してきたロマンスカーの前に立ち、その歴史の重みを感じながら楽しんでいる。 現在のロマンスカーは、連接車の技術と高速化・軽量化、展望車を生み出すまでの模型や実物大モックアップによる入念な検討、さらには「走る喫茶室」と称されたサービスの検討など、数々の苦難を乗り越えて今のロマンスカーがある。 私たちは、レジャーや通勤にロマンスカーを利用している。展望特急が誕生してから60年がたち、その良き伝統に魅了されている。 ロマンスカーの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない。皆さんが感じる“やばさ”があったらぜひ聞かせてほしい。
西山敏樹(都市工学者)