セブン買収、友好的アプローチ継続とカナダ小売り大手
[26日 ロイター] - カナダの小売り大手アリマンタシォン・クシュタール(ACT)のアレックス・ミラー最高経営責任者(CEO)は26日、決算発表後のオンライン説明会で、セブン&アイ・ホールディングス買収に向けて「友好的なアプローチ」を維持し、粘り強く努力すると述べた。 さらに「当社は引き続き、ともに成長できる大きな好機を見出している。2社を一体化するための資金を調達し、(買収計画を)完了させる能力にも自信がある」と強調した。 セブン買収提案を巡ってはACT会長兼共同創業者アラン・ブシャール氏がカナダで先週、日本メディアとのインタビューに応じ、セブンの敵対的買収は検討していないと表明。ミラーCEOはACTの方針に変更はないことを説明した形だ。