三笘薫が2年連続天皇杯公式アンバサダーに!「日本サッカー界を盛り上げていきましょう」
日本サッカー協会(JFA)は28日、ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会の公式アンバサダーに就任することを発表した。 アマチュア含む各都道府県代表やJリーグクラブによるトーナメントでタイトルが争われる天皇杯。昨年、三笘が天皇杯史上初の公式アンバサダーに就任した中、2年連続での選出となった。 リリースでは三笘の選出理由が記載。「昨年に引き続き、現役選手でありながら公式アンバサダーを三笘薫選手にお願いしたのは、天皇杯の特徴でもある『地元』から『日本一』そして、『世界』につながっているサッカーの世界観を具現化した選手の一人であることからです」と説明している。 三笘の天皇杯初出場は、2016年に行われた第96回大会の北海道コンサドーレ札幌戦。当時は筑波大学の選手として出場するも、0-3で敗戦。しかし翌97回大会では、2回戦のベガルタ仙台(当時J1)戦で開始6分に自陣からのドリブル突破からゴールを奪い、0-0で迎えた73分にも決勝点をマークしたことでジャイアントキリングの立役者に。筑波大はその後、同時J2だったアビスパ福岡も撃破してベスト16入りを果たしている。同年度、三笘が仙台戦で決めた先制点は「天皇杯を象徴するゴール」として表彰を受けた。 その三笘は2020年に川崎フロンターレでプロデビューを果たした後、第100回大会の決勝戦でガンバ大阪と対戦し、自らが決勝点を決めてチームを優勝に導いた。 公式アンバサダーとしては今後、大会のPR活動や、天皇杯の試合会場にて、応援メッセージ映像の上映などを予定。2年連続での就任となった三笘は、以下のようにコメントしている。 「このたび、第104回天皇杯のアンバサダーに就任した三笘薫です。昨年に引き続きアンバサダーに就任することができ、大変光栄に思います。今大会では、みなさんと協力をして多くの人がサッカーと触れ合える機会を作っていけたらと考えています。また、今大会に出場するチームの活躍を心より期待しております。僕自身もさらに磨きをかけて日本の皆さんにいいプレーを見せられるように頑張ります。みんなで日本サッカー界を盛り上げていきましょう」