兵庫県知事選・斎藤氏が当選確実の報道受け「謙虚な心をもっと胸に刻んで、これから頑張っていきたい」
兵庫県議会による不信任決議で斎藤元彦前知事が失職したことに伴う兵庫県知事選が17日に投票日を迎え、「出直し選挙」での再選を目指す斎藤元彦前知事が当選確実の報道を受け、神戸市中央区の選挙事務所前で挨拶。「県政運営これからが本当に大事です。県職員のみなさんとの関係をもう一度再スタートし、県議会のみなさんとも政策をしっかり前に進めていく。市や町の首長さんとも大事な信頼関係をもう一度みんなで構築していく。メディアのみなさんともそうですけど、あらゆる県民の『オール兵庫』でこの県政を前に進めていく。それが大事だと思っています」と述べた。 【動画】<兵庫県知事選>前知事・斎藤元彦氏に当選確実の報道 事務所の様子(2024年11月17日)
同区の元町商店街に設けられた選挙事務所には多くの支持者が集まり、17日午後8時になると、在阪メディアの当選確実の報道を知った支持者から拍手と大歓声とともに「さいとう、さいとう、さいとう」のコールが沸き起った。 同日午後9時40分ごろには、在阪メディアの相次ぐ当選確実報道を受け、事務所へ駆けつけた斎藤氏本人の姿を見ると、再び支持者からは「さいとう」コールが起き、商店街のアーケード内に大きな歓声が響き渡った。
そんな中、斎藤氏はマイクを手に「今回多くのみなさまにご支援をいただいたということを心から、心から御礼を申し上げたいと思います」とあいさつ。すると、大歓声があがり斎藤氏は頭を下げた。 斎藤氏は「今回の選挙戦を通じて、私自身も強く感じたことは『もっともっと改革をして県政を前に進めてほしい』『躍動する兵庫の実現の歩みを止めないでほしい』そういった県民のみなさんの多くのご期待をいただきました。若い世代の支援、高齢者や障がいのある方すべての方々が幸せに暮らしていただける、そんな兵庫県に向けた歩みをこれからも止めたくない、そういった思いを強く決意をさせていただいたというところでございます」と感謝の気持ちを述べた。 そして「なによりも、自分自身が周りのみなさんへの感謝の気持ち、そして謙虚な心をもっともっと胸に刻んで、これから頑張っていきたいと思います」と力強く意気込みを述べていた。