【競泳】本多灯「金メダルを取りたい」パリ五輪へ地元神奈川で記録会、200バタフライ制す
＜競泳：サマーチャレンジ記録会＞◇最終日◇30日◇神奈川・相模原市立総合水泳場◇男子200メートルバタフライ 7月26日開幕のパリ五輪（オリンピック）で悲願の金メダルを目指す本多灯（22＝イトマン東進）が、1分54秒68で制した。 29日の1分55秒72から記録を伸ばし「150（メートル）まではうまく泳げた。最後の50メートルのイメージを作り上げられれば、本番でも戦えると思う。（五輪）決勝では1分51秒台を出して、金メダルを取りたいと思います」と誓った。 自身は神奈川県出身で、会場に同郷の少年少女スイマーが集った。29日にはサイン会を開き、この日のレースもプールサイドから大きな声援を受けた。 21年東京五輪（オリンピック）銀メダルから3年。勝負の舞台へ「東京の時みたいなワクワク感が芽生えました。パリ五輪ではレースのワクワク感を出していければ、自分自身も楽しいですし、いろいろな人に興奮が伝わると思う。まずは自分がレースを一番楽しむことをモットーに、それを見てくれている人や、応援してくれる人が感じ取ってもらえたらと思っています」と誓った。【松本航】
