写真：AV Watch

ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-の新製品として、トーンコントロールプリアンプ・ヘッドフォンアンプ機能を搭載し、デジタル3系統入力に対応したDACも搭載した「DAC-T3J」を発売した。USB-Cからの給電で動作し、専用ACアダプターを不要とする事でコストを抑えた。価格は7,480円。 【この記事に関する別の画像を見る】 DACチップはESSの「ES9018K2M」を採用。「全帯域に渡って音の分離が良く、高解像度かつクリアな音質を実現」したという。全てのデジタル入力において、最大24bit/192kHzまで対応する。 デジタル入力はUSB-B、光デジタル、同軸デジタルを搭載。アナログ出力は3.5mmステレオミニのヘッドフォンと、RCAを搭載。RCAはボリューム連動出力となるほか、フロントヘッドフォン接続時は出力停止となる。 トーンコントロールプリアンプを搭載し、高音・低音域を好みの音質に調整可能。RCA出力もボリューム連動しており、DAC兼プリアンプとして使うこともできる。 ヘッドフォンアンプICは「MAX97220」を搭載。低電圧駆動でも全帯域に渡ってTHD+N特性が良好なIC。カップリングコンデンサレス設計となっており、「癖が無くフラットでレスポンスの良い高音質を実現した」という。 差動変換部と後段のトーンコントロール部のカップリングコンデンサにオーディオグレード品を、ヘッドフォン出力部では音質に定評のあるMELF型抵抗を採用。音質に影響を及ぼす部品を厳選している。 パソコンとの接続に加え、Android、iOS、PlayStation 4/5との接続にも対応する。外形寸法は98×97×33mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は255g。