プロギアの最新「RSドライバー」の2本ある純正Sシャフトは、どちらもHS45m/sで十分に使える!【ガチ試打計測・動画あり】
TENSEI for PRGR(flex S)を試打
特長は、「操作性も備えた叩けるシャフト。手元の剛性を高め、適度な重量感があり、高ヘッドスピードのゴルファーでもしっかり振っていける」というもの。
試打データ【TENSEI for PRGR】 トラックマン4のデータ クラブスピード●44.6m/s ボール初速●65.9m/s 打ち出し角●12.5度 スピン量●3106rpm 降下角●39.0度 キャリー●2393Y 飛距離●260.5Y 打ち出し方向●3.2度右 スピンアクシス●4.1度左 SIDE●2.6Y右 試打者の癸生川プロの印象は、 「こっちのほうがしなる感じがするな。それで思ったより球の高さが高い。こっちのほうが球は上げやすいです。普段、ちょっと球が低めの人には良いかもしれないですね」 こちらも癸生川プロの印象とデータを基に、小島プロが、謳い文句である『手元の剛性感』や『高ヘッドスピード帯への適正』などに関して検証をする。 小島 シャフトのどのあたりが、しなる感じですか。 癸生川 先より少し中かな。手元は、さっきのディアマナのほうが硬く感じる。こっちは全体的にしなる感じがします。 小島 全体的に手元も先もこっちのほうが軟らかく感じるということですか? 癸生川 そうだね。だから、こっちのほうが球は上げやすいです。だからちょっと球が低めの人にはいかもしれない。45m/sでも打てる気がする。 小島 シャフト重量は53グラムでディアマナより5グラム重たいけど、確かにこっちのほうが動くから、スピン量は入っています。ディアマナは2747rpmだったので、400rpmくらい多いですね。その分、このシャフトのほうが球は上がりやすいのかなというのはあります。弾道の高さを見ると、落下の角度は39.0度ですから、データ的にも球は高いことを表しています。 最後に、2本のシャフトを比較しての印象をまとめる。 小島 癸生川プロはどっちの方が振りやすかったですか。 癸生川 振りやすいにはディアマナの方かな。 小島 シャフトの違いはどうでしたか。 癸生川 けっこう違うと思いましたね。高さが出せるTENSEIと、球を低く抑えたいDiamanaという違いが出たと思います。そこは、装着ヘッドが9.5度になるとまた違ってくるかもしれないですけれど。 小島 僕が驚いたのは、癸生川プロが純正のディアマナのほうで、ヘッドスピード45m/sででしっかり振れたということ。タイプ的にも、この2本で違いはかなり出ているのかなと思いましたね。 みんなのゴルフダイジェストYouTubeのみんゴル試打班「ガチギアトラック」では、プロギア『RSドライバーのロフト9.5度のヘッドを装着して10.5度との特性や適正ヘッドスピードを特定。さらに、恒例のトウ、ヒールでヒットしたときの寛容性を検証するなど、細かなデータ検証を行っているので、そちらもぜひ視聴してクラブ選びの参考してもらいたい。
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