27日投票日の北陸 天気の風は穏やか その後台風21号が北陸接近も 荒れた天気に
気象庁の台風21号情報
大型の台風第21号は、25日15時現在、マリアナ諸島にあって、北西へ毎時25kmで進んでいます。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/sです。この台風は、28日にかけて西よりに進み、フィリピンの東に達するでしょう。29日は北よりに向きを変えて、30日15時には沖縄の南に進む見込みです。
発達した強い低気圧性循環 11月初めの三連休に北陸に接近か
図は、日本の予測モデル(GSM)の11月2日(土)の降水量や風の予想を示したものです。 上空の太平洋高気圧は依然強く、11月始めにかけて北への張り出しを強める見込みです。台風や熱帯低気圧は、高気圧の縁に沿って進みやすい特徴があり、縁の部分が本州付近に位置すると、台風や熱帯低気圧は本州付近を東進しやすくなります。 同時に、本州付近には、前線が停滞する予想となっています。台風や熱帯低気圧と前線との危険な組み合わせにより、本州付近に近づく前から大雨になったり、暴風が吹いて大荒れとなるおそれもあります。今後の動向には十分注意して下さい。
日本気象協会 北陸支店 河原 毅