MLBの“問題児”!? お騒がせメジャーリーガー6人
世界最高峰の舞台であり、各国からスーパースターたちが集うメジャーリーグ。数多くのプレーヤーが、華麗なプレーでファンを魅了している。一方で、グラウンド外の行動でも大きな話題を呼ぶこともある。ここでは、度々MLBを騒がせる現役メジャーリーガーの“問題児”を紹介する。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング
フェルナンド・タティスJr.(サンディエゴ・パドレス)
・ポジション:外野手 ・投打:右投右打 ・身長/体重:191㎝/98㎏ ・生年月日:1999年1月2日 フェルナンド・タティスJr.は、メジャーを代表する若きスーパースターの1人だが、禁止薬物の使用で出場停止処分を受けるなど、グラウンド外でも度々話題を呼ぶ選手だ。 2016年にサンディエゴ・パドレスに加入したタティスJr.は、2019年の開幕戦でメジャーデビュー。同年は度重なる故障で84試合の出場となったが、打率.317、22本塁打、53打点の好成績を記録した。 2021年2月にMLB史上最長となる14年総額3億4000万ドルの大型契約を締結。その期待通り、同年は打率.282、42本塁打、97打点、25盗塁と傑出した成績を残し、本塁打王に輝いた。 ところが、2022年は開幕前にバイク事故で骨折し、シーズン前半を欠場。さらに8月には薬物違反で80試合の出場停止処分を受け、同年はメジャー出場を果たせぬままシーズン終了となった。 出場停止処分が明けメジャー復帰を果たした今季。外野手へコンバートされ打率.257、25本塁打、78打点、29盗塁と軒並み高水準の数字を残した。来季はさらなる活躍も期待されている。
マイク・クレビンジャー(シカゴ・ホワイトソックス)
・ポジション:投手 ・投打:右投右打 ・身長/体重:190㎝/98㎏ ・生年月日:1990年12月21日 2桁勝利3度の実績を持つマイク・クレビンジャーだが、“問題児“として度々物議をかもす選手でもある。 2016年にクリープランド・インディアンス(現ガーディアンズ)でメジャーデビューを果たしたクレビンジャー。翌2017年に先発ローテーションに定着し12勝を挙げると、同年から3年連続で2桁勝利を記録した。 しかし、2020年には新型コロナウイルス対策の規定に違反する夜間外出が発覚し、戦線離脱を強いられた。 その後、9選手が絡む交換トレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍。パドレスではトミー・ジョン手術の影響で思うような成績を残せないまま、2022年オフに退団となった。 2023年からシカゴ・ホワイトソックスに加入したが、1月にDV規定違反の疑惑が浮上。疑いは晴れて出場停止処分は免れたものの、大きな話題となった。 今季は24試合に先発して9勝9敗、防御率3.77。2度の完投を記録するなど、先発としての役割は果たした。来季は自身4度目となる2桁勝利を狙いたい。