MLBの“問題児”!? お騒がせメジャーリーガー6人
ザック・プリーサック(クリープランド・ガーディアンズ)
・ポジション:投手 ・投打:右投右打 ・身長/体重:190㎝/99㎏ ・生年月日:1995年1月21日 将来のエース候補と大きな期待が寄せられた一方で、問題行動でも多くの話題をさらったザック・プリーサック。今季は大きく低迷し、6月4日(日本時間5日)にDFAとなった。 2016年MLBドラフト12巡目(全体362位)でクリープランド・インディアンス(現ガーディアンズ)から指名を受けプロ入り。 2019年にメジャーデビューすると、同年はいきなり8勝を挙げるなど、大器の片鱗をのぞかせた。 短縮シーズンとなった翌2020年には8試合、4勝2敗、防御率2.28の好成績を記録。一方、同年はコロナ禍での外出禁止令に違反したとしてチームから処分を受けた。 2021年は初の2桁10勝をマークするも、防御率4.67と数字が大きく悪化。翌2022年は3勝12敗、防御率4.31と低調な数字に終わると、9月にはマウンドを殴打し右手を骨折。 今季も6試合に登板し1勝1敗、防御率7.59と不本意な結果となり、事実上の戦力外に。3Aでは好投を見せており、来季以降の復活に向けて今後の動向にも注目が集まる。
ユリエスキ・グリエル(マイアミ・マーリンズ)
・ポジション:内野手 ・投打:右投右打 ・身長/体重:183㎝/98㎏ ・生年月日:1984年6月9日 横浜DeNAベイスターズでプレーした経験を持つユリエスキ・グリエル。NPBを騒がせた助っ人として記憶に残っているファンも多いだろう。 キューバ国内リーグで活躍していたグリエルは、2014年5月にはDeNAに加入。来日1年目は62試合の出場ながら打率.305、11本塁打の好成績を残した。 翌2015年は年間を通した活躍が期待されていたが、けがを理由に来日せず。結局、同年はプレーすることなく、4月2日に契約解除となった。 その後、2016年7月にヒューストン・アストロズへ入団すると、翌2017年は139試合出場で打率.299、18本塁打、75打点をマーク。しかし、同年のワールドシリーズではダルビッシュ有(当時ロサンゼルス・ドジャース)に対し、アジア人を侮辱するジェスチャーを行い、5試合の出場停止処分が課された。 それでも2021年は143試合出場、打率.319、15本塁打、81打点の好成績で首位打者とゴールドグラブ賞を戴冠。翌年は成績を落としたが、146試合に出場した。 39歳で迎えた今季は、マイアミ・マーリンズでプレー。ベテランらしく要所で活躍を見せ、チームのポストシーズン進出へ貢献した。