兵庫県知事選が関係か? TBS年末特番MC抜擢のオリラジ中田敦彦が炎上のなぜ
オリエンタルラジオの中田敦彦(42)が、12月29日放送の『報道の日2024』(TBS)のMCとして、膳場貴子アナ(49)、同局の井上貴博アナ(40)とともに進行を務める。中田の報道番組MCは初となる。 中田と言えば、チャンネル登録者数が542万人(12月24現在)の人気YouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』で、政治・経済・世界情勢・歴史・宗教・アニメ・ファッションなど幅広く解説する動画が受けている。ネットの世界でも知名度が高いこともあり、適任かと思いきや、SNSには抗議の声が殺到しているようだ。 【写真】犯罪成立の公算大? 疑惑の兵庫県知事選、斎藤元彦知事×メルチュ折田社長×立花孝志氏に迫る“立件Xデー” たとえば、《TBSが報道番組MCにデマ系YouTuber中田敦彦の起用を強行するなら、局とスポンサーに抗議が必要ですね。こんなことをするから「オールドメディア」と揶揄されるのではないか》《中田敦彦さんを「ニューメディアの代表」みたいなものでキャスティングしたなら、これほど安易なことはないと思いますよ》《中田敦彦さんは、YouTubeで、デマ発言を繰り返していた立花さんを援護していた人です》といった具合。 24日も午後3時49分から放送の同局『Nスタ』にゲスト出演。特番の番宣をしたが、《ザッピングでTBS「Nスタ」を見たら、番宣で中田敦彦が出てきた。速攻でチャンネル変えた。で、TBSに抗議のメール。》《番組宣伝で、もう中田敦彦が「Nスタ」に出ていた。ああ、もう29日はそのまま放送する気満々なんだな。TBS。ガッカリ》などと批判が飛び交った。 X(旧ツイッター)には「#中田敦彦に騙されるな」「#中田敦彦のMC起用の取り消しを求めます」「#中田敦彦をTVに出すな」のハッシュタグが出回っている。最近はそれほど炎上も聞かないがなぜ厳しい意見があがるのか。 「中田さんは過去に吉本の大先輩だったダウンタウンの松本人志さんを批判したり、動画の解説内容が不十分として、専門家から指摘されることはありました。ただ、このタイミングで多くの批判を浴びた背景としてあげられるのが、11月15日と16日の2日連続で公開した【兵庫県知事選挙という究極のミステリー】と題した動画でしょう。斎藤元彦知事を巡る疑惑と県議会の人間模様について解説していました。中田さんは中立の立場としていますが、動画をみると、告発が『公益通報ではない』理由や『NHKから国民を守る党』の党首・立花孝志氏の名前を出して百条委員会の秘密会の音声に入っていた元県民局長のPCの中身について触れていました」(週刊誌記者) この動画は1回目が約270万回再生、2回目も200万回再生を超える反響で、立花氏なども好意的に反応。一方、反斎藤派からは物議を醸した内容だった。 「斎藤派からは感謝のコメントで溢れていましたが、反斎藤派からは選挙に悪い影響を与えたと批判された。今年は選挙を通して、オールドメディアとSNSの対立構図ができるなか、TBSはネットの世界で影響力のある中田さんを起用することでバランスを取ろうとしたのかもしれませんが、MCが決まって以来、《デマを流して兵庫県知事選に悪影響を与えたことを謝罪してから出演すべき》などと炎上が続いています」(前出) 中田の地上波出演は約1年ぶり。注目を集めそうだ。 ◇ ◇ ◇ 中田敦彦といえば松本人志との関係が気になるが?●関連記事【もっと読む】松本人志への文春砲にオリラジ中田敦彦が“意味深”反応? YouTubeでの過去の「提言」再注目…も要チェック。