小豆島の病院と行政が「診療時間内の受診」呼び掛け 緊急度高い患者への対応遅れを懸念 香川
KSB瀬戸内海放送
香川県の小豆島で5日、島の医療を守ろうと、病院と行政が合同で島民へ診療時間内の受診を呼び掛けました。 【写真】配布されたチラシ
小豆島中央病院と土庄町、小豆島町などの職員らが島内のスーパーなど4カ所で買い物客らにチラシを配り、診療時間内での受診を呼び掛けました。 島で唯一、入院施設と緊急医療施設を併せ持つ小豆島中央病院では、1日あたり診療時間外に20人から30人が受診しますが、緊急性がない患者の受診が多いということです。 2024年4月からは医師の時間外労働の上限規制が始まり、緊急度の高い患者への対応の遅れが懸念されています。 (島民は―) 「診療時間にできるだけ行きたいとは思うが、(診療時間外に)行かずに我慢して、もしなんかだったら怖い」 「時間内にみんな行くように努めていったらいいかなと思う」
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