【ジャパンC】ファンタスティックムーンは今後もダートのみで調整「馬場は合いそう」
ジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)に出走するドイツのファンタスティックムーン(牡4、S・シュタインベルク)が19日、滞在する東京競馬場のダートコースで調整した。 “ワンオペ”で管理するシュタインベルク師が騎乗。スタンド前の馬場入場後から勢いよく飛び出した。3角からスピードを上げ、そのまま直線を軽快に駆け抜けた。同師は「追い切りではなく、速めのキャンターです。とても状態がよくて、非常にフレッシュ。自らの仕事をすごく楽しみにしている様子ですね」と好感触を口にした。 レース10日前にはきっちりと仕上げる厩舎方針で、日本では芝コースに入らない予定。「ファンタスティックムーンは4歳で芝のレースを何度も経験していますからね。私が芝を歩いた限りでは非常に排水に優れた馬場で状態は非常によさそうで、この馬に合いそうですね。明日はリラックスさせる予定です。ピーヒュレク騎手は木曜にまたがります」と見通した。