雨の日にこそ訪れたい、国内のおすすめ美術館 5選
雨に濡れる心配なく移動できる駅直結の美術館は、外に出ずともアート鑑賞はもちろん食事やショッピングを楽しむことができ、水盤と建築が美しく融合する美術館や静かな庭園を持つ美術館は、雨の日にはいつもと違った幻想的な風景を見せてくれる。本記事では、家にこもりがちな雨の日こそ訪れたくなる美術館を全国から厳選。これから始まる梅雨の過ごし方としてぜひ参考にしてみて。
国立新美術館/東京・六本木
黒川紀章・日本設計共同体の設計による波打つ三次元曲面のガラスカーテンウォールが特徴的な美術館。晴れの日は周囲の木々やガラスから差し込む自然光が気持ち良いけれど、雨の日のお出かけスポットとしてもおすすめ。 駅直結の美術館なので、雨の日でも、東京メトロ千代田線乃木坂駅の青山霊園方面改札、6出口から出れば最低限の移動で行くことができる。また、館内ではレストランやカフェがあるので展覧会鑑賞の前後もゆっくりと過ごせるのも魅力の一つ。
1階にはロビーにハンス J. ウェグナーによる“CH25”や“CH07”、地下1階にはアルネ・ヤコブセンによる“エッグチェア”、“スワンチェア”などが設置されている。名作椅子に座りながら、雨の音に耳を澄ませてゆったりとした時間を過ごしてみるのも◎。
国立新美術館 住所/東京都港区六本木7-22-2
森美術館/東京・六本木
六本木ヒルズ森タワーの53階に位置し、東京タワーを間近に都心の風景とともにアートを鑑賞できる貴重なスポット。東京メトロ日比谷線六本木駅の1C出口から直結で、近くには映画館やショッピングモールもあるので雨を気にせず1日中楽しむことができる。 「来館者がいつでも楽しみ、刺激を受け、そして対話が生まれる場所でありたい」という思いから、展覧会開催中は休みなく夜遅くまで開館しており、夜景を楽しめる場所としても人気。美術館でのんびりアートを鑑賞した後は、52階の東京シティビュー(展望台)やレストランから雨の東京の夜景を眺めながらロマンチックな時間を過ごしてみては?