雨の日にこそ訪れたい、国内のおすすめ美術館 5選
森美術館 住所/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階
根津美術館/東京・青山
隈研吾による日本の美を表現した建築が美しい美術館。 駅から徒歩10分と少し距離があるけれど、青山・表参道でのお買い物の最中に雨が降ってしまった、なんて時にも美術鑑賞に目的変更して訪れるのも良さそう。
広い日本庭園を有するこの美術館は、都心にいることを忘れてしまうほどに静かな時間が流れ、雨の日はその静けさと趣がさらに際立つ場所でもある。
雨の日には同じく隈研吾が手がけたカフェ「NEZUCAFE」から、雨と自然風景のコラボレーションを眺めるのもおすすめ。さらにミュージアムショップでは、根津美術館が所蔵する国宝「燕子花図屏風」をモチーフにした傘も販売中。梅雨の時期にもぜひ足を運んでみて。
根津美術館 住所/東京都港区南青山6-5-1 ※庭園、カフェ、ショップ利用は、美術館入館者に限ります。
東京都写真美術館/東京・恵比寿
3フロアにわたって多種多様な写真・映像作品の展覧会を開催する「東京都写真美術館」。恵比寿ガーデンプレイス内に位置し、駅から続く動く歩道から移動すれば雨に濡れる心配なく行くことができる。 また図書57000冊、雑誌1900タイトルを所蔵する4階の図書室では、写真集や専門雑誌など国内外の資料が充実。静かな空間の中でじっくりと写真や映像作品と向き合った後は、新たに知った作品や作家について深堀りする時間も楽しめそう。さらにカフェやミュージアムショップもあるので、 ここだけで1日中充実した時間を過ごせるはず。
東京都写真美術館 住所/東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
ポーラ美術館/神奈川・箱根
富士箱根伊豆国立公園の敷地内に位置し、森の中に溶け込むように建つ美術館。ガラスを多用した透明感溢れる館内からは、雨や霧など移り変わる天気や四季折々の自然の風景を臨むことができる。また、レストランやカフェも併設しており、展示だけでなくランチやティータイムの時間も楽しめる。 箱根登山鉄道 強羅駅から無料送迎バスが30分おきに運行中。雨の強い日は車での移動がおすすめ。
写真は「森の遊歩道」に常設展示されているロニ・ホーンによるガラス彫刻作品《鳥葬(箱根)》。周辺の自然を写し込むため、雨の日にはまた違った表情を見せる。傘の貸し出しがあるので、その時にしか見られない作品の変化をお見逃しなく。 ポーラ美術館 住所/神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 小塚山1285