日本代表、欧州遠征から帰国 エディーHC「世界トップ4とのギャップが分かったのが糧」
ラグビー日本代表が26日、羽田空港着の日本航空機で約1カ月の欧州遠征から帰国。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(64)が会見で今季を総括し、「現状や世界トップ4とのギャップが分かったのが糧」と語った。 1勝2敗だった今遠征も含めテストマッチ11試合を戦い、4勝7敗。対戦時点で世界ランキングが日本よりも上のチームには6戦全敗だった。一方で、20人が初キャップを獲得。「試合の結果は残念で悔しく思っているが、日本ラグビーの未来に対して大きな投資をしている段階」とした。 今後もコンセプトの「超速ラグビー」を貫く。「日本は世界でベストアタッキングラグビーができるチームになれる。アタックが良くなれば、おのずとディフェンスもよくなる」とし、選手には来月21日に4季目が開幕するリーグワンなどで「一貫性のあるプレーを毎週、毎週、出すことに集中してほしい。ハードワークに勝るものはない」と指令を出した。(石井文敏)