鹿児島県警不祥事隠ぺい疑惑【2】国家公安委員長「必要な監察行うことが重要」
鹿児島テレビ
県警の元幹部による警察組織の内部告発が異例の展開を見せる中、松村祥史国家公安委員長は6月7日、「県警の捜査結果を踏まえ必要な監察を行うことが重要」と話しました。 松村国家公安委員長は、7日の閣議後の会見で、本田前生活安全部長が逮捕されたことについて、次のように話しました。 松村国家公安委員長 「警察職員の模範となるべき立場にあった者が逮捕されたことは誠に遺憾」 そして今後、本田容疑者の主張について確認した上で、県警の捜査を踏まえて必要な監察を行う意向を示しました。 松村国家公安委員長 「鹿児島県警察において被疑者の主張に関する必要な確認を含め、事件の全容解明に向けた捜査が推進されること。警察庁においても今後必要な監察を行うことが重要であると考えており、これらがしっかり行われるよう警察を指導したい」 一方、7日午前、会見に臨んだ林官房長官は。 林官房長官 「個別具体の事案について、政府としてコメントすることは差し控えるが、事件の全容解明に向けた捜査が行われるものと認識している」 元県警幹部による内部告発の波紋は国家の中枢にまで広がり続けています。
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