不登校の児童・生徒に配慮「学びの多様化学校」千葉市で2030年度開校へ
チバテレ(千葉テレビ放送)
千葉市は不登校の児童・生徒が自分のペースで柔軟に学べる公立学校「学びの多様化学校」を2030年度に開校します。 千葉市役所外観で「学びの多様化学校」は不登校の児童・生徒の実態に配慮した教育課程を編成する文部科学省指定の学校で、全国で35校が設置されています。 千葉市によりますと、新しい学校は千葉市美浜区にある旧高洲第二中学校の校舎を利用して、2030年度に中学校として開校予定で、生徒の数は各学年で一クラス20人程度を想定しています。 授業時間は従来の1015時間から850時間前後に減らし生徒の興味や関心、学習進度に合わせた柔軟なカリキュラムを組んでいくということです。 千葉市立の小中学校では昨年度、不登校の児童・生徒数が過去最多の2142人で千葉市教育委員会の担当者は「学校に通えない事で学びを止めることがないよう学びの場を少しでも多く保障していきたい」と話しています。
チバテレ(千葉テレビ放送)