初出場で銅メダルを獲得した柔道女子57キロ級の舟久保遥香選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

◇パリオリンピック2024 柔道女子57キロ級3位決定戦A(大会4日目＝日本時間29日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】前大会金メダリストとの激しい戦いを制した舟久保遥香選手 柔道女子の舟久保遥香選手が初出場で銅メダルを獲得しました。 舟久保選手は準々決勝で敗れたものの、敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦に出場。リオデジャネイロオリンピック金メダリストのラファエラ・シウバ選手(ブラジル)と対戦しました。 舟久保選手は積極的に寝技を仕掛けましたが、試合は無制限の延長戦に突入。最後は相手の反則で銅メダルを勝ち取りました。 試合直後、初出場で銅メダルを獲得しましたが、舟久保選手は、「金メダルを目指していたので、全然手も足も出なかったので、本当に悔しいなと思います」と悔しさをにじませました。 それでも、「本当にここまでたくさんの人に応援してもらったので、なんとしてもメダルを持って帰りたいなと思っていたのでとりあえず良かった」と話しました。 準々決勝で敗れてしまいましたが、「周りの皆さんが盛り上げてくれたので、踏ん張って頑張りました」と周囲のサポートがあったことも明かした舟久保選手。 3位決定戦では接戦が繰り広げられましたが、「絶対に心折ってはいけないと思っていたので、最後まで我慢して戦いました」とコメント。 最後は「今回の経験をしっかり次につなげられるように、まずは次の団体戦に向けてしっかり修正してやっていきたいなと思います」と意気込みを語りました。