逆風の大阪万博、開幕まで10カ月…吉村知事を直撃 準備は間に合う?愛知万博から学べることは?
開幕に間に合うのか?
今回の大阪万博でも驚きの仕掛けを用意していると自信をのぞかせます。 「万博ではいろいろな形で世界各国のそれぞれの立場からの課題と取り組みを知ることができる。例えば空飛ぶ車、水素を使った船など会場内を移動する乗り物にも先端技術がたくさん使われている」(石川さん) 一方、すべてのパビリオンが開幕に間に合うか聞いてみると── 「開幕には絶対間に合うように進めていくことに尽きる。一部のパビリオンが開幕日に間に合わないのは、世界のいろいろな万博でもよく起きること。残念ながら今回も起きるかもしれないが、そのことで万博が開幕できなくなることは決してない」(石川さん) 現場からも、工事の進捗に不安な声が上がっている大阪万博。 吉村知事も「開幕に支障が出るような遅れにならないようにする」と強調しました。 「日本が進めているパビリオンや民間のパビリオンなど、大屋根も含めて着実に予定通り進んでいる。ただ、海外のパビリオンは確かに時期がタイトになってきているので、必ず4月に間に合わせるように他の海外の国々と調整しながら進めています。生みの苦しみもある中で僕自身も今感じているところでもあるが、素晴らしい万博を実現したいという熱い思いが最も重要だと思います」(吉村知事) (6月5日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ+』「特報プラス」より)